zubizubad

コラム

囚われの人

日本政府はコロナ禍で陽性となった国民をホテルに隔離していたが、2週間経ち陰性となって社会に戻った際、精神的不調を訴える者が増えたことを受け、同じホテル内での陽性者同士の交流を持たせることにした。以下は感染者たちに配布された専用端末でのあるグ...
コラム

幸せについて考える。

樺沢紫苑さんの書いた『THE THREE HAPPINESS』という本を読んだ。その中で彼はこう言っている。 人はドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で幸福を感じる。幸せには優先順位がある。セロトニンが先、ドーパミ...
コラム

いちばん近くにいてね

恋愛中ってもっと楽しいと思っていた。 幼少期の私は大黒摩季の曲を聴いて育った。それこそ幼稚園、小学校に入学したくらいの頃は親の影響もあり、アニソンを除けば彼女と槇原敬之の曲ばかり聞いていた。1995年頃の話である。爽やかな曲調で力強い声に乗...
コラム

こじゃれたおしゃれ

出会いというのは必ずしも突然でなければならないという決まりはなく、初物でなければならないということもない。いつも意識をしないだけで道行く人と今日もすれ違っている。これを出会いと呼ぶかと言うと、そういうわけにもいかなくて、パッと目を引く興味を...
闇鍋

ズビのお仕事

vs生活保護。基本的に何も言わない。
コラム

石橋を叩いても渡らない

下書きが何個か溜まっている。書こうかなー書けるかなあと思って書き始めて、「おお、いいぞ、もっとやれ、その調子だ」ってなったところで一息ついてしまう。物書き特有の息切れというやつ。じゃあ休憩を入れちゃ駄目なのかというとそういうことじゃない。コ...
コラム

夜明け前が1番暗い

今、これを読んで頂いている皆様は、少なからず私のツイートを見た事がある。フォローをしてくれている方々だと思う。お金を出してコラムを読んでくれているのだから、そこまで嫌われてはないんじゃないかと私個人としては勝手に思っている訳で。 スマートな...
コラム

へべれけもののき二十世紀

「僕の食パン知らない?」「知らないよ。知ってるでしょ、あたしはご飯派。」彼女はカフェオレを飲みながら答えた。 昨日買ったばかりの食パンが無い。コンビニの少し高めの食パンを確かに買った。「あれじゃないの、リュックに入ったままなんじゃない?」そ...
コラム

万死に値する

私達はこの地球で様々な生物と同居している。共存共栄などではなく、同居、ルームシェアである。聞こえは良いが、こちらは酷く我儘で横柄だ。自分のエリアを無断で広げ、同居人を時には追い出し、時には殺し、我が物顔でそれを繰り返す。 何故だろうか。我々...
コラム

必ずしも理由が必要ではない理由としては、理由なんてどうでもよくなるという理由が必要なのだ

物事には必ずしも理由が必要ではない。燻製のチーズが美味しいのがまさにそれだ。理由がわからないが美味い。理由なんてどうでもよくなるくらい美味い。 そうきっと、必ずしも理由が必要ではない理由としては、理由なんてどうでもよくなるという理由が必要な...